はじめに
大分のお土産といえば、真っ先に名前が挙がるのが「ざびえる」。
しっとりとしたビスケット生地に、上品な甘さのクリームが詰まった和洋折衷のお菓子です。
地元の人々から観光客まで幅広く愛され続けるその魅力を、今回は歴史や製造のこだわりを交えながらご紹介します。
「ざびえる」とはどんなお菓子?
「ざびえる」という名前は、16世紀に日本へキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルにちなんで付けられました。
南蛮文化と和の伝統が融合したようなスタイルは、その名にふさわしい魅力を持っています。
特徴は2種類の餡。
- 金のざびえる:バター香る生地に白餡を包んだ、シンプルで上品な味わい。
- 銀のざびえる:白餡にラムレーズンを加えた洋風仕立てで、大人の甘さを楽しめる一品。
さらに、ビロード調の高級感ある箱に詰められた姿は、贈答品や手土産にもぴったりです。

歴史と復活のストーリー
「ざびえる」は昭和36年(1961年)に誕生しました。
発売当初から大分の名菓として人気を集めましたが、残念ながら経営の問題により一度は製造が中止となってしまいます。
しかし「ざびえるをなくしたくない」という地元からの強い声に応える形で、元従業員や関係者が立ち上がり、2001年に「ざびえる本舗」として復活。
太田清利さんを中心とした熱意ある取り組みによって、名菓は再び大分の地に戻ってきました。
製品へのこだわりと伝統
ざびえるの美味しさを支えているのが、特別な製造方法です。
専用のトンネル釜でじっくりと焼き上げることで、外は香ばしく中はしっとりとした独特の食感が生まれます。
また、焼き色は電気で一つひとつ調整され、美しい黄金色に仕上げられています。
さらに特徴的なのは「味を変えない」という姿勢。
時代に合わせて新しいフレーバーを次々と出すのではなく、長年愛されてきた味を守り続けている点も、ざびえるが定番であり続ける理由でしょう。


ざびえる本舗の現在と取り組み
ざびえる本舗は現在、新工場の建設や生産規模の拡大に取り組んでいます。
県外の百貨店などへの販路拡大も進み、大分だけでなく全国へとその魅力を広げている最中です。
また、OEMや新商品の開発、地元産素材を活かした菓子づくりにも力を入れており、伝統を守りながらも進化を続けています。
ざびえるを楽しむために
- 購入場所:大分県内のお土産店や空港、オンラインショップなどで購入可能。
- 贈答用におすすめ:高級感ある箱入りタイプはギフトに最適。
- 食べ方の工夫:常温でそのままはもちろん、冷やすとよりしっとり感が増し、コーヒーや紅茶、日本茶にもよく合います。
- 保存方法:常温で30日間です
まとめ
大分銘菓「ざびえる」は、しっとりとした生地と上品な餡の味わいだけでなく、地元の人々に支えられて復活した物語も大きな魅力です。
お土産として贈れば喜ばれること間違いなし。
これからも伝統を守りつつ進化を続ける「ざびえる」に、ますます期待が高まります。
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